模造刀・竹光・居合刀の販売 琴屋

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舞台の小道具、殺陣で使われている「竹光」自分だけのオリジナルで作ることが出来ます。鞘の柄、鞘の色、下緒の色、鍔の形、柄地(鮫皮)、柄巻の色、刀身の色、などを選び自分好みのオリジナル竹光を作ることが出来ます。 オリジナル竹光居合仕様

オリジナル竹光模造刀拵え」・・・居合仕様より低価格な模造刀拵えが登場しました。刀身は同じ硬質樫木を使用しております。


武者行列や、イベントなどに多用されている「オリジナル竹光陣太刀拵え」も販売開始いたしました。

 

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打刀の登場 〜室町・安土桃山時代〜

打刀で近接戦に対応
 
中世の戦いでは武将も兵士もおおむね太刀を佩き、その佩添えに小さな腰刀を帯に差して出陣した。しかし、戦国時代に入ると戦闘は徒部隊が主となり、集団による接近戦となった為、長くて重い太刀では疲労がかさみ、動作にも不便が生じるようになった。
 そのため、次第に太刀の佩用は廃れ、代わって太刀よりも短くて軽量な刀が使用されるようになっていた。この刀に実用的な外装を付けたものを打刀拵えと呼んでいる。
 太刀と打刀の相違は、太刀は刃を下にして太刀緒で腰間に垂れ下げるが、打刀は刃方を上にして帯に差すことを原則とする。この着装は、戦陣で素早く身に着けて接線に対応できることが特色である。
 現存する打刀で最古のものは、春日大社に伝わる菱作打刀である。この打刀を奉納したときの箱書きに「奉納 春日御社剣一腰 菱作打刀 右為神財奉納如件 至徳二年正月廿二日(花押)」という墨書があるた菱作打刀と呼ばれ、作期も南北朝時代を下らないものと思われる。
 打刀形式で鎌倉・南北朝時代まで遡る作品はこれが唯一で、中身も拵えと同時代に作られたものと考えられる。この菱作打刀と同様のものは、平安末期に描かれた「伴大納言絵詞」の中に、馬上の将に随従した下級士が帯用している場面が見受けられ、古くより太刀と平行して打刀が用いられていたことが知られる。
 しかし、何分にも絵画と文献資料で見出されても、中世期(室町中期まで)の実物資料が皆無であるため、打刀の諸問題については、今後の研究課題である。

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